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Art Project

これまでに数々の芸術祭、アートプロジェクトに参加してきました。

その中の主な活動をご紹介します。

◯吉原芸術大サービス (2011-)

2011年、浅草の北部に「アトリエ空鼠」がオープンした。美大生がいるという噂を聞きつけてやってきた近くのセブンイレブンのオーナーと吉原地区の町会長。飛び込んできた依頼はなんと、「吉原弁財天の改修」だったのである。

吉原弁財天は、現在のソープ街、古くは芸術と文化の街として賑わった新吉原で遊女たちに信仰されてきた。ところが、吉原弁財天は関東大震災や弁天池の埋め立てがあり、長い年月を経て草木がぼうぼう生い茂る暗い場所になってしまっていた。そこで町会長は草木を切り揃え、フェンスで囲まれた社を綺麗にしてあげようと考えた。

町会長がやってきた時にたまたま居合わせた私は壁画の指揮をとることになった。アトリエ空鼠のメンバーと私と服部紫野ちゃんで社全体に絵を描いた。彫刻科の学生が龍や蛇を彫り、町の蕎麦屋さんや大工さんや喫茶店のママや、いろんな人が助け合って吉原弁財天は生まれ直した。その完成披露を空鼠が取りしきり、そこから「芸術祭をやろう」という提案が持ち上がり、2013年、2014年、2015年、2016年と続けてきた文化と芸術のお祭りが「吉原芸術大サービス」である。

このプロジェクトに関わったことが、私の「地域アートプロジェクト」への意識を一気に変えた。

<改修メンバー>

美大の学生:阿部圭佑、橋本匠、村上慧、小山一平、林友深、服部紫野、山田亜紀、森澤麻紀子、村田勇気、原田史子、佐野藍

そして、地元の大工さんや蕎麦屋さんやものすごくたくさんの方々

毎年かわる吉原芸術大サービスWEB 2016年版

http://yoshiwara-artsuperservice.com/

twitterはこちら

@YSWR_artservice

https://twitter.com/yswr_artservice

クラウドファウンディングの際に制作されたPR映像

https://www.youtube.com/watch?v=UIR0nlzU-_U

◯常陸太田アーティスト・イン・レジデンス (2013-2016)

茨城県常陸太田市で2013年10月にはじまったアートによる地域活性事業。私は2013年11月から2016年3月のおよそ2年半の間、アーティストとして移住し、地元の方々と交流しながら創作活動やワークショップ、アーティストの招聘などの企画・運営を行っていた。その中で集大成といえるのが、「常陸太田クレヨンの旅」という絵本の制作である。

これは常陸太田市の里美地区に移住し活動していた地域おこし協力隊の笹川貴吏子との共同プロジェクトである。物語と文を笹川が、絵と編集を林が担当し、2年かけてロケとワークショップを重ねた。人生で一番しんどくて楽しかった制作だった。

完成した絵本は市の保育園、幼稚園、小学校、中学校、図書館など教育機関や公共施設に寄贈し、あまった一部を販売した。

下部の写真の中には絵本だけではなく、移住先の水府地区に全戸配布していた「おしらせおてがみ」や、水府の一大観光地である「竜神大吊橋」の壁に描いた絵など、その他の活動をちょこっとずつ載せました。

くわしい内容は常陸太田アーティスト・イン・レジデンスのウェブサイトをご覧ください。

http://hitachiota-air.com/

◯その他

ワークショップやアート企画の記録です。

水戸芸術館、六本木ヒルズ、東京都美術館など。